Windows Vistaのメール機能
2007/05/07 12:00:00 SEの独り言
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とあるお取引先からレスキューコールがあったため、ご訪問しました。
Windows Vistaのメールソフトで、ユーザー切替え設定ができないので教えて欲しいとのことでした。
なにせ、弊社にはまだVistaマシンがないものですから、電話では拉致があかないと判断しご訪問しました。
弊社からお近くのお客様であり、また、今後のためにもVistaに慣れておこうという打算もあったことは事実ですが。
現地について、さっそく調べてみると、確かにこれまでのOutlookExpressにはあったユーザー切り替えの機能がない!どこを探してもない!代用できるような機能も見当たらない!
ヘルプを調べてみると、やはりできないことが判明。厳密に言えばできるんですけどね。
マイクロソフトさん曰く、『Windowsのユーザーを切り替えれば・・・』
そりゃないでしょ?
一人の人間が複数のメールアドレスを使い分けることもあるでしょう?
一人の人間が複数のログインアカウントを使い分けるのって面倒ですよね?
これまで便利に利用してきた機能が急になくなると困る人も結構いると思うのですが。
お願いです、マイクロソフトさん、メールソフトのユーザー切り替えに、サービスパックで対応してください。そしたらすぐにでもライセンス買いますので。(笑)
パソコンの再インストール作業
2007/04/20 12:00:00 SEの独り言
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Windowsパソコンって何年か使用するとどうしても具合が悪くなってきますね。
我々はよく『OSが崩れる』とか『OSがくたびれる』と表現するのですが、お客様としては納得がいかないようです。そりゃそうですよね。崩れるとかくたびれるとか・・・全くアナログ的な表現なんですが、私としては状況を表現するのにぴったりだと思っています。
こういう場合はとにかく再インストールに限ります。
レジストリをいじったり、ディスクを最適化したりという作業で若干改善する場合もありますが、完全に直るケースは稀ですし、何よりどのくらい時間がかかるかが読めないとか、再インストールより遥かに時間がかかった何てこともざらです。
こういう場合、業務で使用されている大事なデータファイルは、社内のファイルサーバーに保存されていると安心です。パソコンに残っているデータも含めて心置きなくフォーマットできますので。
弊社のお客様には必ずお願いしている大事なポイントです。
もう一つの大事なコツ。
再セットアップやインストールは、極力、複数台を同時に実施させていただくこと。
もうパソコンが動かなくなってどうしようもない緊急事態は別として、通常はだんだん動作が遅くなったり、フリーズする頻度が高くなってきたのを我慢しながらパソコンを使用されているケースが多いですね。
一台が重症で再セットアップの必要に迫られた際には、同時に然程重症でなくてもなんとなく具合が悪いパソコンもついでに再インストールするようおすすめするようにしています。
別に作業料をたくさんいただきたいわけではなくて、逆なんです。
こういった作業は手順と手順の間の待ち時間が結構長いですし、近くに2台を並べて作業しても、1台の場合とほとんど変わらない作業時間、つまり同じ作業料金で実施できるからです。
お客様には喜ばれますし、長い目で見ればパソコンの不具合によるトラブル対応の確率が減少するので弊社にとってもメリットがあるんです。
まさに一石二鳥ですね。
このような単純作業でも、技術者のちょっとしたアイデアやコツ、心がけでCSや生産性は大きく変わってくるものです。
我々は『作業のプロ』ですから、単純な作業であってもプロとしての誇りを持って作業したいと心がけています。
サーバーのローテーション
2007/04/09 12:00:00 SEの独り言
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弊社で管理させていただいているWebサーバーのメンテナンス。
本番用のマシンと、本番用に万が一のことがあった場合の予備兼開発用の合計2台で運用しています。
毎月数十万アクセスあるサイトなのですが、さすがにこれだけアクセスがあると、サーバーの消耗も馬鹿になりません。
定期的に1号機と2号機をローテーションし、本番用と予備用を入れ替えています。
データベースのバキュームは週単位で実施しているものの、ハードディスク上のファイル断片化が進んでくるのか?数ヶ月もすると動きが極端に悪くなってきます。元々Linuxのファイルシステムは断片化しにくいはずなんですけどねぇ。
そこで、本番から予備に替わるマシンを都度再インストールしてやることにしています。
場合によっては、ハードディスクに異常がなくても予備的に交換します。
ケースカバーを空けたついでに掃除機でゴミを吸い取ったり、異音がないかも確かめておきます。異常があるようならば即部品交換。
こうやって大事にしてやれば、古いマシンでも結構長く現役で使えるもんです。ただし、手間と部品代は結構かかりますが・・・
さて、また明日からがんばってもらいますよ!
反省させられる出来事・トラブル対応
2007/04/05 12:00:00 SEの独り言
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弊社でメールサーバーを管理させていただいているお客様から、携帯メールアドレスにメールが届かないとの連絡がありました。
このお客様は社員全員自社ドメインでのメールアドレスを持たれており、メールが届くと自動的に各自の携帯にも転送されるような運用をしています。
事務員さんが電話などで伝言をお受けになると、その場で各自のメールアドレスにメールを送信されます。
伝言メモをなくし、社外にいても即座に用件を把握でき、帰社後にパソコンで再確認できる。
ペーパーレス、時間短縮、うっかり忘れ防止を兼ねた効率的な運用です。
しかしながら、特定の発信元と送信先の組み合わせでメールが届かないことがあるとのことでした。
さっそくご訪問して状況の確認。
・AさんのパソコンからBさんのメールアドレスに送信した時にのみ現象が発生する。
・社内の他の組み合わせや、Aさんと社外とのメール送受信は問題ない。
・Bさんのパソコンにはメールが届く。
・自動的に転送される筈のBさんの携帯にはメールが届かない。
・携帯電話のキャリアから、Aさんのパソコンにエラー通知が返信される。
・エラーは 550:Unknown User
まずは、Aさんのメールソフトの設定内容の確認。
問題なし。Aさんと他の方の送受信は問題ないわけですから、当然といえば当然です。
次に、メールサーバーの設定確認を実施。
/home/ユーザー名/.forwardファイルの記述内容を確認しますが、問題なし。
他の方からBさんの携帯にはちゃんと届くわけですから、これまた当然といえば当然です。
しかしながら技術者の性というか、まずは自分が実施した設定を疑ってしまいます。
次に疑わしいのがBさんの携帯の設定です。
特に、迷惑メール対策の着信拒否・許可設定が怪しい。
社外にいらっしゃるBさんにTELで設定内容の確認をお願いするも、しばらくして『間違いない』とのこと。
確かに、エラー内容がRejectではなく、User Unknownですからね。
ここで完全に行き詰ってしまい、サーバーのログを確認したり、再度.forwardファイルの内容を確認したり・・・
業を煮やしたAさんが某キャリアさんにTELして質問するも、『ウチの問題ではありません』とのツレナイお返事。
どうしようもなく私は一旦引き上げ、Bさんの帰社を待つことに。
Bさんがご帰社後、(結局は翌日に)携帯電話の設定を私の目の前で確認していただくことに・・・
あ、綴りが一文字間違えています。結局問題は迷惑メール対策の設定ミス。あっけなく解決してしまいました。
問題も無事解決し、お客様にも大変感謝していただきました。また、トラブルは弊社の責任ではなく、キャリアの対応もお粗末でした。
とはいえ、お客様は弊社以外によりどころがなく、業務にも支障が出ている状態で、解決までに足掛け2日を要してしまったことは反省しなければなりません。
自分なりに反省点を整理してみました。
反省点1:論理的に問題点が絞れているのに核心を追及できなかった。
現象論から論理的に判断すれば、問題は携帯の設定にあると最初から断定できていたにも関わらず、他の原因の可能性を探ってしまいました。
最短距離でトラブルを解決するのが使命ですから、多少強引にでもアタリをつけたらまず潰す という私なりのトラブル対応の原則から外れていました。
反省点2:物的証拠ではなく、状況証拠や思い込みに惑わされてしまった
Bさんを責めるわけではありませんが、『間違いない』というお言葉に対して、私が疑問を持たなかった。
また、今回のような問題の場合、本来、キャリアから帰ってくるエラーは、『User Unknown』ではなく、『Reject』だという私の思い込みがあった。
真実は物理的・論理的に追求しないといけないという原則をこれまた痛感しました。
サーバーの冷却ファンを修理
2007/03/23 12:00:00 SEの独り言
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朝出社してサーバールームに入ると、なんとなく超音波のような異音が・・・
耳を凝らして、どのマシンから異音が出ているのか特定します。
マシンが特定できたら、今度はコンピューターのどの部分から異音を発しているかの調査。
側面カバーを外して、耳を近づけ、指で振動を確かめます。
どうやらフロントの冷却用ファンから振動と異音が出ているようです。
何はともあれ、ハードディスクやCPUファンでなくて一安心です。フロントのファンならば部品調達から交換完了までしばらく無しでも大丈夫。
とはいえ、善は急げですぐに家電店で部品調達。速攻で組み込んで対処完了。いやぁ、静かで快適になりました。
懐かしいお仕事
2007/03/15 12:00:00 SEの独り言
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EOSをご利用のお客様から、4/1よりEOSデータのレイアウトが変更になるとのご連絡を受けて、仕様の解析と現状との比較、プログラムの変更箇所の抽出を実施しました。
作業自体はさほど難易度が高いわけではないのですが、とにかく細かくてミスの許されない神経衰弱ゲームのような作業。新旧の仕様書とにらめっこで目が痛くなってきます。
そういえば
ここ数年はインターネットEDIでの会社間取引が増えてきて、EOSのお仕事するのはホント何年振りでしょうか?
昔見慣れたJCA電文の固定長フォーマットの仕様書を見ながら、自分も歳取ったなぁとちょっとしんみりとした気持ちになるのでした。
Internet Explorer7対応
2007/03/10 12:00:00 SEの独り言
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IE7正式リリース後、弊社で製作したWebアプリの動作確認を何度かしてみましたが、ページが真っ白になってしまう問題が多発していました。
ページのソースはちゃんと表示されるし、サーバー側としてはお手上げ状態でした。
とはいえ、Windows Vistaも発売されて市場に出回るようになり、弊社製作サイトがクレームの対象になっては困るので、弊社のPCに検証用のIE7をインストールして動作検証してみました。
結果
IE7リリース直後は、掲示板のスレッド一覧表示や大量の画像が貼られたページで10回に9回くらいの割合でページが真っ白になる問題が発生していましたが、
最新版のIEでは数十回に1回程度の割合でしか問題が起きないようです。
完全ではないですが、ほぼ実用上問題ないレベルに近づいていると判断しました。
やっぱりブラウザ側の問題だったんですね。
サーバー側でも念のため、弊社技術スタッフが、META情報表示処理を改善しました。NP-CMSご利用の皆様方、ご安心ください。
IE7の調子が悪いと思われる方は、
とりあえず最新版にアップデートしてみてください。自動更新や高速インストールではなく、手動更新でなおかつカスタムインストールで全てのパッチを当てることをおすすめします。