さらに2010年のカープについて(セットアッパー・中継ぎ編-1)
2010/01/19 12:00:00 真剣にカープの話
コメント (0)
抑えを含め、セットアッパー、中継ぎのポジションを一年を通じて安定した成績で乗り切るのは大変な事です。抑えが調子悪ければセットアッパーがその代わりを、セットアッパーが調子悪ければその前の中継ぎがその代わりをできる体制をつくらなければ、チームの成績を一年間保つ事は難しいでしょう。
今日はそんな抑え・セットアッパーを補完する4名について、語ってみたいと思います。
39 梅津 智弘
入団してからずっと中継ぎで安定した成績を残してきましたが、昨年積年の疲れからか怪我で離脱、今年も完治しないままなんだとか・・・。とりあえずこのまま今期は突き進み、状態が上がらなければ手術も考えるとの事で、過度の期待はできません。この人がいるかいないかで中継ぎの安定感が段違いなので、チームにとって厳しいし残念でならない。なんとか調子が上がってきて欲しいところです。
53 林 昌樹
いい球は持っていると思うんですが、胃がキリキリする場面になるとストライクゾーンに球を投げるのが怖くなっちゃうハートが常人な人。今年は野球教室で少年から言われて再チャレンジする事になったシンカーを武器に、逃げながらでもそれなりにまとめる高橋建のように頑張ってほしい。
36 青木 勇人
ひそかに梅津、林とともに右サイドスロー軍団の一人。梅津が制球の人なら、林は勢いの人、青木勇はなんだろう?中継を見ていても、なぜ抑えられるんだろうと思う。タイミングが取りづらいとか、何か理由があるんだろうか?球速がある訳でも、制球が良い訳でも、変化球が切れる訳でもなく、とにかく不思議なピッチャー。例年、チームのリリーフ陣の調子が落ち込んだ頃、一軍に上がってきて、そのままシーズンオフまで頑張るケースが多いです。
19 上野 弘文
剛球という触れ込みでドラフト指名されたにも関わらず、直球は140キロいくかいかないかという残念な人。一昨年中継ぎで小ブレイクも、昨年はほぼ二軍で過ごした。直球よりはカットボール系の微妙に変化するボールとチェンジアップが武器でしょうか。もう少し直球のスピードが欲しい。
今日はここまで、次回はセットアッパー・中継ぎ編-2をやろうと思います。
当サイトは、ブログランキングへの登録しています。
よければクリックなどどうですか?
さらに2010年のカープについて(抑え・セットアッパー編)
2010/01/18 12:00:00 真剣にカープの話
コメント (0)
選手たちも年明けから色々な場所で自主トレに励んでいるようですね。野村新監督に代わり、久しぶりにハードなキャンプが予想されるだけに、各選手から2月1日にしっかり準備しておこうといった意識が感じられます。(きっとブラウン政権時はこれが無かったからスタートダッシュが悪かったんだろうと思ってます。)
今日は、抑え・セットアッパー編。
現在のプロ野球はうしろ(抑え・セットアッパー)がしっかりしないと勝てません。そんなチームの浮沈のカギを握る抑え・セットアッパーの中心メンバーについて書いてみたいと思います。
20 永川 勝浩
"永川劇場"と揶揄されるほど、いつもヒヤヒヤさせてくれる永川ですが、実は隔年ではキチッと成績を残しています。順序でいけば、昨年はダメな年、今年は良い年です。育成枠ですが弟も入団し、大野コーチからの打診で新球カットボールの習得を目指したり、色々新しい事にも挑戦してますから、きっと今年はやってくれると思っています。一応、チーム最高年俸ですから・・・。
70 マイク・シュルツ
個人的に、昨年もっともチームに貢献した選手だと思っています。
それでも彼は先発志望。毎年この時期になると先発転向云々の話が出てきます。どう見ても適性はクローザーかセットアッパーだけどなぁ~。お願いなんで今年も頼れるセットアッパーでいてください。
23 横山 竜士
一昨年は抜群の安定感で本当に頼れるセットアッパーでしたが、昨年は悪い病気(一発病)が再発しました。勝負球の変化球が高めに入ってしまい痛打を浴びる場面が多かったですね。昨年は一昨年の怪我の影響から抜け切れていない感じだったので、今年は万全の体調で安定感を増したピッチングを見せていただきたいと思います。
とりあえず今日はここまでです。
次はセットアッパー・中継ぎ編-1をやろうと思います。
またまた2010年のカープについて(先発投手編-3)
2010/01/15 12:00:00 真剣にカープの話
コメント (0)
今日は一軍半の先発投手編。
あわよくば先発ローテーションを狙う若い人から若くない人まで、逆に言えば、この辺の選手が頑張るとチーム力はぐぐぐっと上がってくる選手たちです。
42 長谷川 昌幸
もう何年も期待を裏切り続ける15年目のドラフト1位。2002年に13勝をあげた事を知っている人の方が少なかったりして・・・。もう年齢的にも後がなくなってますが、本人は気付いているでしょうか。なんとなく危機感を感じないご近所さんです。(ご近所に住んでおります。)
46 大島 崇行
期待の左腕と言われつつ、9年目になる大竹と同期。コントロールがアバウトな割に直球に力が無く、どちらかを徹底的に鍛えないと厳しい気がする。全然関係ないけど母校の山梨学院大付高が高校サッカーで全国制覇を果たした勢いにのって、これまた後がなくなってきた満27歳に期待したい。
47 青木 高広
ぐにゃっと変なフォームの左腕。あだ名はぺろーんとした投げ方から"ペローン"。武器はその変なフォームでタイミングを乱す事だが、力が入ると一本調子になりやすく、連打を浴びるケースが目立つ。打者一人一人に対する集中力が課題か。コントロールは悪くないので、"大"まではいかないまでも、どこかで"小"ブレイクはするのでは?と思って待っている。
16 今村 猛
期待のドラフト1位。高校出の新人なので過度の期待はできないが、直球には力があるし、1年目からひょっこり一軍に顔を出す事もあるような気がします。まずは怪我をしないようにしっかりファームで力を蓄えていって欲しいと思います。
とりあえずこれで先発投手編は終わりです。
次は抑え、セットアッパー、中継ぎ編をやろうと思います。
まずはやっぱり2010年のカープについて(先発投手編-2)
2010/01/14 12:00:00 真剣にカープの話
コメント (0)
昨日の続きを早速書こうと思ったんですが、まずは悲しいニュースが飛び込んできました。フィリップスが楽天に決まりましたね。
昨年、確かに好不調の波は激しかったですが、調子の良い時の爆発力はチームの勝利に直結するほどでした。元々メジャー志向が強く、契約金・年俸が高騰するための継続契約断念かと思いきや、年俸5000万円と全然リーズナブル。マーティーが楽天に行ったのと関係あるんだろうか?と勘ぐってみたり・・。個人的にはカープフロントに対して、もう少し頑張って欲しかったなぁ~と思っていたりします。
それでは、昨日の続きです。
14 篠田 純平
一昨年のルーキーイヤーの後半にプチブレイクし3勝をあげ、昨年は開幕時に先発ローテーションの座をつかみ取り、完封勝ちを含む2勝で飛躍を予感させたが、まさかの怪我で離脱、シーズン後半に中継ぎで戻ってくるにとどまりました。本人もオフにしっかり投げ込み、今期にかける意気込みは相当なもの。力はあると思うので、マエケン、齊藤に追いつけ追い越せで今期は2ケタを目標に頑張って欲しいなと思ってます。
22 高橋 建
1年ほどアメリカに旅立たれ、不惑にしてまたまた広島に帰ってきました。メジャーに行く前はなんとなくハートが弱く、勝負所で逃げる傾向が見られましたが、その1年間のメジャーでの経験が生かされるか・・・。たいていシーズン序盤に頑張って、後半戦しぼむパターンにあるので、1年間安定したピッチングをのぞみたいところです。
62 今井 啓介
入団時に黒田二世と呼ばれた今井も齊藤と同期の5年目になります。昨年の後半戦にプチブレイクも初のローテーションで疲れがたまったのか怪我で離脱。今期は勝負の年になります。技術的には直球、変化球ともに腕がよく振れていて、制球も安定しており、案外大ブレイクもあるかもと期待しております。
41 小松 剛
昨年は5勝とルーキーイヤーにしては頑張りましたが、最終的に防御率5点台に終わり、1年間を通して活躍する事ができませんでした。チームの事情もあり、先発やら中継ぎやらでどっちつかずになってしまい同情の余地もあります。今期に向けては、直球が人一倍速い訳でも勝負球が切れる訳でもないので、何か一つ勝負できる球が欲しいところですね。
今日はここで終わりです。
ルイスの離脱によって、開幕前にもう1人外国人を獲得するでしょうが、その1人を除くと、ここまでの7人が先発ローテーションを狙う中心のメンバーになるかと思います。シュルツ先発転向みたいな話もありますが、一昨年のシーズンオフにも同様の話がありましたから、本人が先発志望なんでしょう。結局は適性の問題で中継ぎに戻るのではと思って、先発にはいれていません。次回は先発ローテーションを狙う、1.5軍の人達について書こうと思います。
まずはやっぱり2010年のカープについて(先発投手編-1)
2010/01/13 12:00:00 真剣にカープの話
コメント (0)
シーズンオフですが、やっぱりまずはカープについて書きたいと思います。昨年なんだかんだ言っても12年連続Bクラスの5位に終わってしまった我が広島東洋カープ、野村謙二郎新監督をむかえ「優勝」を掲げる中で、2010年に向けて先発投手の戦力について考えてみようと思います。
実は戦力を語る前に、一番大きな変化は大野豊投手コーチに変わった事ではないでしょうか。昨年はブラウン監督の方針で先発投手は球数100球制限があり、先発投手が完投する事は滅多にありませんでしたが、大野投手コーチは先発投手には完投を求めるというような発言をされています。ブラウン監督は確かに4年連続でBクラスになり結果は残せませんでしたが、投手陣改革に関して言えば、ある程度結果を残しただけに、ブラウン方針全否定のやり方については、若干の不安を覚えます。ブラウン監督以前の燦々たる状況を知っているだけになおさらですね・・・。
とは言っても、そこは大野投手コーチを信じるしかありませんから、ブラウン流と大野流の融合を期待したいところです。
それでは選手個々を見てみたいと思います。
18 前田 健太
巷では、大竹と争うみたいな事が言われておりますが、私的には断然前田健太です。若干21歳の若者ですが、1年1年着実に進化が見られます。球速も1年1年少しずつ上がってきています。昨年はそのストレートに拘りすぎてしまった事と、なぜかマエケンが先発の日には打撃陣が点を取ってくれないという悪循環で大きく負け越してしまいましたが、同じ失敗を繰り返す男ではないと思っております。
17 大竹 寛
昨年ようやく貯金ありの2ケタ勝ちも、良い時と悪い時の差が相変わらず激しいです。47イニングだったか連続無失点は昨年覚えたチェンジアップに相手打者が対応できずにいましたが、シーズン後半は着実に対応されるようになっていました。昨年勝ち越したから、今年は更に・・・、なんとなくそんな「順調」という言葉が似合わない男です。
21 齊藤 悠葵
昨年は9勝したところで勝てなくなり、9勝11敗という成績に終わりました。このツメの甘さが齊藤の最大の課題でしょう。コントロールがアバウトなのは仕方が無いにしても、決め球が無く、追い込んでからなかなかアウトが取れません。また、左投手でありながら、左打者への被打率が悪く、今期にむけて左投手の内角に食い込むシュートを習得中だそうです。高橋建も再加入する事だし、シンカー(スクリュー?)当たりを習ったら大ブレイクもあると思うんだけどな~。
とりあえず今日はここまで、またおいおい続きは書きたいと思います。