時間のお話・会議編
2006/09/01 12:00:00
社長の独り言今日は昨日に引き続き時間のお話。会議編です。
何時間も社員を拘束して、あーでもない、こーでもないと時間を浪費する会議をするような会社や経営者が不思議でなりません。
特に弊社のようなソフトウェア自社開発を生業とする会社は、費用に占める販管費、特に社員の給料の割合が高いわけですから、社員の時間を浪費することは直接経営を圧迫することにつながります。
一見目に見えない費用なので感じていないのかもしれませんが、たとえば自給5千円相当の人間を10人集めて半日(4時間)会議をすれば、単純計算で20万円ものお金を消費したことになります。
まぁ、残業は付けないから関係ないよ・・・というお考えであれば別ですけどね。
特定の社員とじっくり話し合う必要があるときには、個別で話し合えばいいんです。大人数を拘束する必要なんてないのですから。弊社はほとんどメールとTELで済ませます。移動時間がもったいないので。通信費がもったいないと思われる方、TEL料金とご自分の時間単価を比較してみてください。どちらが無駄でどちらが効率的かは明らかです。
会議は、その場であれこれと案を考えるのではなく、予め参加者が考えておいた案を比較し、修正し、決定するものです。
事前に資料を作成、配布しておき、宿題を明確にしておく。会議をリードすべき人、少なくとも会議の議長に相当する人は自分なりのストーリーと答えを持っていないとだめでしょう。
時には事前の根回しとかネゴシエーションも必要になるときもあります。
国会の委員会ほどのデキレースは極端ですけどね。
効率的な会議を続けていれば、SEも自然と成長します。客先での打ち合わせの進め方も当然効率的になるのですから。
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