社員からの相談
2006/10/04 12:00:00
社長の独り言社員から相談を受けました。
要約すると、社長があまりにも忙しくしているので、自分なりに精一杯やっているけどいつもこれでいいのかと悩んでしまう… とのこと。
私が社員より忙しいのは当然。
経営者 兼 営業 兼 技術者 なんで、忙しいピークの調整が非常にやりにくいんです。
それと、オーナー社長ですから『会社=自分』なんですね。ビジネスとプライベートの境目がないので、外から見れば仕事ばかりしているように見えます。
それ以前に、私は『自分なりに納得できていれば、他人の評価は全く気にしない。気に喰わなければ会社を辞める。』という極端な性格なので、正直返答に困りました。
気にするな!とはいったものの、返答に満足していない空気がプンプンでした。
こういう前向きな悩みにはちゃんと正攻法で向き合ってあげないといけない。
彼をちゃんと評価していること、他人(特に私)と比較しても意味がないこと、前向きな悩みはウェルカムであることを説明し、多少は安心した様子でした。
真面目で向上心があるほど、このような悩みにとらわれるんでしょうね。特に、黙々とシステムを組み上げる孤独な作業を続けていると愚痴る相手や気軽に相談できる相手も少ないでしょうし。
私も忙しくて、社内の人材のフォローをサボっていたところがあったのでしょう。
社外(特にクライアント)にばかり目を向けていましたが、たまには社内に目を向けろと言う、社員からのいい忠告になりました。
社員の相談に乗るどころか、私が反省させられる出来事でした。
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