必修科目未履修問題
2006/11/02 12:00:00
社長の独り言最近新聞やニュースでおなじみの話題。
学校を批判する声、生徒をかわいそうという意見などが出ていますが、メディアの切り口が単調でちょっとうんざりしています。
表面的な問題ばかり取り上げて、本当の核心に踏み込んだ報道がないですねぇ。
私が高校生時代には未履修問題はなかったけれど、私はどの科目の授業も、出席はするけど自前の参考書で自習していました。志望校に合格するにはそれしかないと思っていましたから。
毎年同じ教科書、同じ教え方を何年も繰り返すだけの授業には何の魅力も実益もないですよね。理系科目にいたっては、私よりも明らかに学力の劣った先生方もいらっしゃいました。
参考書をもっていることがわかると取り上げる先生もいらっしゃいましたね。そんな権限あるの?何故辞書は良くて参考書はダメなの?答えは簡単。先生も同じ参考書をご利用になられていたからですね。ご自分の教え方・知識に自信があれば、生徒が参考書見ていても問題ないはずです。実際、私も塾の講師のアルバイトをしていたことがありますが、生徒は堂々と使用している問題集の答えを見てましたよ。それでも問題集の解答以上の教え方が出来るのならば生徒は真剣に授業を聞いてくれます。
今、メディアに取り上げられ、論議されている部分は問題の結果部分であって、原因となっている部分ではないんです。特定の職業の方々を批判することが目的ではないので私はこれ以上語りませんが、本当の問題はどこに有るのか、よく考えてみてください。
『授業を受けると不利』、『勉強するのが損』って、
なんだかおかしいと思いませんか?
この記事にコメントする