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一念発起して中小企業診断士になりました。

CGIの環境構築

2007/05/09 12:00:00  SEの独り言
とあるお客様からご依頼があり、他社のサーバーで使用していたCGIのシステムを、お客様の自社内に設置してあるサーバーに入れることになりました。

実は私、Webアプリを手がけてから10年近く経ちますが、CGIはほとんど初めてと言ってもいい位に経験がないのです。
ずっとPHPオンリーだったもので。

これまで(おそらくこれからも)一般的なPerl、CGIのWebアプリケーションに手を出さなかったのは、Web公開しているフォルダにアカウント情報やテキストデータなどをファイルとして保存するという方式に馴染めなかったから。
もちろん、httpd.confや.forwardの設定をキッチリとやればセキュリティはかなりのレベルで確保できるのですが、どうしても不安で仕方が無いんです。
何か探せば穴があるんじゃないかと気が気でない。

一応お断りしておきますが、PerlやCGIがダメだといっているわけじゃないんですよ。私個人の好みの問題なんです。

テキストファイルでアカウント情報やパスワードを保存する方式が不安。
Webディレクトリに見られると困る情報が存在するのは不安。

基本的に情報は全てデータベースに記録し、特に重要なパスワード情報などは暗号化するのがマイルールとして長年やってきたのでなかなか自分の頭が言うことを聞かないんです。

とはいえ、

お客様のご要望を満たすためには、一時的にせよCGIを動かさねばならないのでお仕事をお受けしました。

途中で何度か投げ出したくなるような状況に追い込まれながらも、なんとか環境構築の作業が終了。すでに本番で動作中です。

作業してみて気づいたのは、自分以外の技術者の思想やテクニックを学ぶのも悪くないなということ。
たまにはいつもの土俵以外で戦うのも必要ですね。技術力や思考の幅が広がるのは勿論ですが、なにせ技術者に不可欠な度胸が鍛えられますよ。

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