まずはやっぱり2010年のカープについて(先発投手編-1)
2010/01/13 12:00:00
真剣にカープの話シーズンオフですが、やっぱりまずはカープについて書きたいと思います。昨年なんだかんだ言っても12年連続Bクラスの5位に終わってしまった我が広島東洋カープ、野村謙二郎新監督をむかえ「優勝」を掲げる中で、2010年に向けて先発投手の戦力について考えてみようと思います。
実は戦力を語る前に、一番大きな変化は大野豊投手コーチに変わった事ではないでしょうか。昨年はブラウン監督の方針で先発投手は球数100球制限があり、先発投手が完投する事は滅多にありませんでしたが、大野投手コーチは先発投手には完投を求めるというような発言をされています。ブラウン監督は確かに4年連続でBクラスになり結果は残せませんでしたが、投手陣改革に関して言えば、ある程度結果を残しただけに、ブラウン方針全否定のやり方については、若干の不安を覚えます。ブラウン監督以前の燦々たる状況を知っているだけになおさらですね・・・。
とは言っても、そこは大野投手コーチを信じるしかありませんから、ブラウン流と大野流の融合を期待したいところです。
それでは選手個々を見てみたいと思います。
18 前田 健太
巷では、大竹と争うみたいな事が言われておりますが、私的には断然前田健太です。若干21歳の若者ですが、1年1年着実に進化が見られます。球速も1年1年少しずつ上がってきています。昨年はそのストレートに拘りすぎてしまった事と、なぜかマエケンが先発の日には打撃陣が点を取ってくれないという悪循環で大きく負け越してしまいましたが、同じ失敗を繰り返す男ではないと思っております。
17 大竹 寛
昨年ようやく貯金ありの2ケタ勝ちも、良い時と悪い時の差が相変わらず激しいです。47イニングだったか連続無失点は昨年覚えたチェンジアップに相手打者が対応できずにいましたが、シーズン後半は着実に対応されるようになっていました。昨年勝ち越したから、今年は更に・・・、なんとなくそんな「順調」という言葉が似合わない男です。
21 齊藤 悠葵
昨年は9勝したところで勝てなくなり、9勝11敗という成績に終わりました。このツメの甘さが齊藤の最大の課題でしょう。コントロールがアバウトなのは仕方が無いにしても、決め球が無く、追い込んでからなかなかアウトが取れません。また、左投手でありながら、左打者への被打率が悪く、今期にむけて左投手の内角に食い込むシュートを習得中だそうです。高橋建も再加入する事だし、シンカー(スクリュー?)当たりを習ったら大ブレイクもあると思うんだけどな~。
とりあえず今日はここまで、またおいおい続きは書きたいと思います。