まずはやっぱり2010年のカープについて(先発投手編-2)
2010/01/14 12:00:00
真剣にカープの話昨日の続きを早速書こうと思ったんですが、まずは悲しいニュースが飛び込んできました。フィリップスが楽天に決まりましたね。
昨年、確かに好不調の波は激しかったですが、調子の良い時の爆発力はチームの勝利に直結するほどでした。元々メジャー志向が強く、契約金・年俸が高騰するための継続契約断念かと思いきや、年俸5000万円と全然リーズナブル。マーティーが楽天に行ったのと関係あるんだろうか?と勘ぐってみたり・・。個人的にはカープフロントに対して、もう少し頑張って欲しかったなぁ~と思っていたりします。
それでは、昨日の続きです。
14 篠田 純平
一昨年のルーキーイヤーの後半にプチブレイクし3勝をあげ、昨年は開幕時に先発ローテーションの座をつかみ取り、完封勝ちを含む2勝で飛躍を予感させたが、まさかの怪我で離脱、シーズン後半に中継ぎで戻ってくるにとどまりました。本人もオフにしっかり投げ込み、今期にかける意気込みは相当なもの。力はあると思うので、マエケン、齊藤に追いつけ追い越せで今期は2ケタを目標に頑張って欲しいなと思ってます。
22 高橋 建
1年ほどアメリカに旅立たれ、不惑にしてまたまた広島に帰ってきました。メジャーに行く前はなんとなくハートが弱く、勝負所で逃げる傾向が見られましたが、その1年間のメジャーでの経験が生かされるか・・・。たいていシーズン序盤に頑張って、後半戦しぼむパターンにあるので、1年間安定したピッチングをのぞみたいところです。
62 今井 啓介
入団時に黒田二世と呼ばれた今井も齊藤と同期の5年目になります。昨年の後半戦にプチブレイクも初のローテーションで疲れがたまったのか怪我で離脱。今期は勝負の年になります。技術的には直球、変化球ともに腕がよく振れていて、制球も安定しており、案外大ブレイクもあるかもと期待しております。
41 小松 剛
昨年は5勝とルーキーイヤーにしては頑張りましたが、最終的に防御率5点台に終わり、1年間を通して活躍する事ができませんでした。チームの事情もあり、先発やら中継ぎやらでどっちつかずになってしまい同情の余地もあります。今期に向けては、直球が人一倍速い訳でも勝負球が切れる訳でもないので、何か一つ勝負できる球が欲しいところですね。
今日はここで終わりです。
ルイスの離脱によって、開幕前にもう1人外国人を獲得するでしょうが、その1人を除くと、ここまでの7人が先発ローテーションを狙う中心のメンバーになるかと思います。シュルツ先発転向みたいな話もありますが、一昨年のシーズンオフにも同様の話がありましたから、本人が先発志望なんでしょう。結局は適性の問題で中継ぎに戻るのではと思って、先発にはいれていません。次回は先発ローテーションを狙う、1.5軍の人達について書こうと思います。