2010年のカープについて(捕手編-1)
2010/01/27 12:00:00
真剣にカープの話またまたこれといったニュースはないですが、中国新聞には今期飛躍の予感がビンビン伝わってくる今井が取り上げられていましたね。メジャーリーガー黒田博樹からのアドバイスも今井にとってきっとプラスに働くでしょう。ほんと期待しちゃいます。
それでは今日からは野手編。まずは扇の要の捕手からです。
今日はその中でも、レギュラーに近い3名について、なんとなく書いてみたいと思います。
31 石原 慶幸
一応、なんだかんだ言っても、WBCのメンバーですから、一番レギュラーには近いでしょう。今期から選手会長にも就任しました。
昨年は極度の打撃不振に陥りましたが、あきらかに打撃フォームの改造がまずい方向に向かってましたね。バットを寝かして持って、とにかく強振みたいな・・・。実力的にはもっと打てると思うので、今期は昨年のような事が無いようにお願いしたいです。
守りの方では、キャッチングではチームどころか球界でも1、2を争うほどの実力でしょう。肩も悪くないですが、昨年はいまいちノーコンでしたね。そして、個人的に最大の課題はリードですかね。時々、何か取りつかれたようにアウトコース一辺倒になるケースが見受けられます。やはりボールでもいいので、もっとインコースを使って勝負してもらいたいと思っていますし、もっと高低も使ってもらいたいと思います。
下から會澤という売り出し中の若手も出てきていますから、今まで以上にポジションを奪い取る気持ちで進化してもらいたいです。
40 倉 義和
順当に言えば、レギュラーを狙う2番手という事になるのかもしれません。
まずは守りですが、キャッチングは石原まではいかないまでも、球界でも上の方のレベルになるでしょう。肩も悪くないです。リードについては、石原とは対角にあるというか、何かスイッチが入ると勝負に出すぎてしまう傾向にあります。いつも石原と倉を足して2で割って欲しいと思っています。アウトコース一辺倒よりは気持ち良いですが・・・。全体的には守りは石原に勝るとも劣らないと思います。
課題は打撃。昨年打てなかった石原と比べても、更に打てないイメージ。いくら捕手が守りのポジションでも、もう一皮むかないと・・・
64 會澤 翼
期待の若手。マエケンと同期の若者。
バッティングだけなら上の石原、倉より上でしょう。場合によっては交流戦なんかではDHもありですね。昨年秋のキャンプの練習試合でも長打力も増し、更に期待が高まります。
惜しむらくはポジションが捕手の為、最低限の守りが必要になる事ですね。まだ守りの面では、上の二人にはかないません。
ただ、昨年のように、石原、倉のバッティングの調子が上がらないなら、レギュラー大抜擢もありえるだけに、さらなる成長を期待したいですね。
今日はここまで。
明日は捕手編の2、上村、白濱、山本翔について書いてみたいと思います。
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