天地人
2017/07/20 20:43:46
中小企業診断士の独り言自社の経営判断で行くべきか行かざるべきか、
中小企業診断士の診断助言業務で押すべきか引くべきか、
悩むことがあります。
いやむしろ悩むことのほうが多い。
定量的なデータが方向性を明らかに示してくれる場合は良いのですけれども、
どちらともとれるような値の場合や、基になる数値の信ぴょう性が低い場合などは困ります。
定性的な情報を信じて判断をしなければなりません。
そんな時に私が最後の切り札として使うフレームワーク。
「天の時 地の利 人の和」
すごくアナログです(笑)
一歩間違えると感情論と言われかねません。
でも定量的な判断ができないならばアナログに頼るしかないのです。
具体的には、
【天の時】
・外的環境は好転するのか?悪化するのか?
【地の利】
・競合他社に対する強みを行使して戦えるか?
【人の和】
・ステークホルダーは協力的か否定的か?
という視点から行くべきか行かざるべきかを判断します。
よくよく考えてみると、これって、
いわゆるSWOT分析の考えと似ていますよね。
厳密にはSWOT分析を一歩進めたクロスSWOTの考えとそっくりです。
クロスSWOTの一部を抜き出して、分かりやすい言葉で表現した、といったところでしょうか。
であれば、
最終判断を「天・知・人」に委ねることも、あながちアナログ的感情的と否定的に評論できないように思えます。
やはり凄い! 三国志って凄い!
千何百年も前にクロスSWOTの伏線を用いて物語を練り上げていたとは。
ちなみに私、三国志を読んだことないんですけどね(笑)
さて、三国志を読んだことない私が今、
なぜこんなことをつらつら書いているかというと、
今、正に重要な決断を迫られて、天地人分析の真っ最中だからなのでした(爆)
現実逃避でーす。
うぅ、胃が痛い(泣)
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