得点開示請求
2017/02/06 09:44:03
社長の独り言中小企業診断士二次筆記試験は、模範解答や採点基準などが公開されません。
合格はしたものの、
自分が各科目で何点取れたのか、
手応えによる自己採点がどのくらい正確だったのか、
知りたいと思い得点開示請求をしてみました。
受験した手応えと自己採点は下記のような感じでした。
なお、合格基準は4科目で400点満点中240点以上、かつ、40点未満の科目が1科目もないことです。
【事例Ⅰ 組織・人事 60点:A評価】
苦手科目ながらも、出題者の意図を正確につかめた感があり、答案をきれいに組み立てられました。
まずまずのスタートです。
【事例Ⅱ マーケティング・流通 55点:B評価】
得意科目でしたが、出題者の意図と答案の方向性がずれてしいまいました。
それでもマーケティングは仕事柄専門分野のため、なんとか無難に答案をまとめて大量失点を回避しました。
しかし合格ラインの平均60点を下回ってしまい、後半2科目は大きなミスが許されない状況になってしまいました。
【事例Ⅲ 生産・技術 40点:C評価】
これまた苦手分野です。答案の方向性を決めかね、与件文を繰り返して読むことになり、答案を組み立てる時間が足らず、焦りが判断力を鈍らせてしまうという負けパターンに陥ってしまいました。
最悪でも40点未満の足切りだけは回避しようとマス目を埋めましたが、1科目を残して合格は絶望的な状況に追い込まれました。
【事例Ⅳ 財務・会計 90点:A評価】
開き直って「心涼しく」最終科目に臨みました。
得意科目なので60点以上は確実に得点する自信はありましたが、それでも全然合格には届きません。
満点を狙って奇跡の逆転をするしかありません。
ほぼ半分の時間で全問解けたので、計算問題は2回やり直しました。
十分すぎる手応えでした。
【合計 245点:A評価 合格?】
部分点による加点補正を期待して、滑り込みで合格というところでしょうか?
事例Ⅲで足切りになるかどうかが勝負の分かれ目になりそうです。
そして、届いた得点開示請求の結果は・・・
【事例Ⅰ 組織・人事 66点:A評価】
自己採点+6点(評価ランクはドンピシャ)
【事例Ⅱ マーケティング・流通 55点:B評価】
自己採点±0点(評価ランクもドンピシャ)
【事例Ⅲ 生産・技術 48点:C評価】
自己採点+8点(評価ランクはドンピシャ)
【事例Ⅳ 財務・会計 86点:A評価】
自己採点-4点(評価ランクはドンピシャ)
【合計 255点:A評価 合格!】
自己採点+15点
手応えによる自己採点予想がかなり正確なのに驚きました。
あらためて結果を振り返ってみると、
確実にA評価の得点を稼げる絶対的な得意科目を持つことと、
答案の組み立てに失敗したり方向性を決めかねる状況になったとしても、諦めずに部分点を積み上げること、
この2点が難関といわれる二次筆記試験を突破する鍵だと思います。
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