プロの仕事 続編
2006/08/04 12:00:00 社長の独り言
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お取引先でもあり、私のバイクの面倒を見ていただいているバイク屋さんでお打合せ。
社長さんもメカニックの方も接客と次々入ってくる整備仕事で忙しくてなかなかゆっくりお話しする時間が取れないのです。客商売ですから仕方のないことです。
そんなとき、私は事務所ではなくて整備場の隅っこに座って整備の様子を眺めているのが好きです。ちょっとした道具の使い方や、段取りの仕方が見ていて気持ちいい。で、腕のいいメカニックほど服や手、道具が汚れないんですね。
私は自分で一通りのバイク整備はできるのですが、最近はプロにお任せすることにしています。
整備の途中では手を出したり口を出したりはしません。ただじーっと見ているだけ。自分のバイクが気になるからではなくて、見てるのが楽しいので。口を出さないのは、プロに対する最低限の礼儀としてです。
そのかわり、整備前に細かい注文を伝えておいて、整備後に必ず試乗してほんの少しでも気になったらやり直してもらいます。ホント嫌な客でしょうね(笑)。
こういった客とお店の駆引きみたいなものがあって、その厳しさを乗り越えてこそ信頼関係ができるのではないのでしょうか。そういう客は絶対に浮気なんかしないものです。