Fedora9でWebサーバー構築(続編)
2008/09/02 12:00:00 SEの独り言
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昨日からぶっ通しで、各種コンフィグの初期設定、セキュリティ設定、SPAM対策、弊社のNP-CMSの組み込み、動作検証と一通り実施完了しました。
結果は上々、大変快適に動作しています。
構築手順もFedora7、Fedora8と大差なく大きな問題は発生しませんでした。
新規インストールに関しては・・・・・・・・
実は他で大失敗をやらかしまして・・・
新規にFedora9をインストールしたマシンとは別に、Fedora8で動作しているマシンをFedora9にアップグレードしてみました。
インストールやアップデートの待ち時間を有効活用したかったもので。
アップグレードとその後のアップデート自体は順調に終わったのですが、重大な問題が発生!
PostgreSQLが8.2系から8.3系にメジャーバージョンアップされてしまい、DBの情報が読み出せなくなってしまいました。
変換ツールもなく、事前にダンプしていたファイルからリカバリするしかない状態に。
幸いにして、社内の開発・検証用サーバーでしたので社外にご迷惑をかけることもなかったのですが、データベースのバージョンと互換性を事前にチェックしていなかったことが悔やまれます。
とはいえ、『Fedora8→9へのアップグレードは本番環境で無停止ではできない』ということがわかり、これはこれでいい財産になりました。
ちなみに、
うちの技術スタッフには、本来こういったリスクを検証する目的も兼ねたサーバーだから・・・ということでお許しをいただきました。