身をもって知る
2014/09/08 17:02:15 社長の独り言
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パーヤンの足が立たなくなってしまってからはや数日、
自力でトイレに行こうとして力尽き、粗相をしてしまい、自分から不機嫌になり、人間にトイレに行きたいことをアピールしたがらなくなるという悪循環をたどっていたのですが、
お腹がすいた、喉が渇いた、トイレに行きたいというときには鳴いて知らせてくれるようになりました。
介護される側のパーヤンも現状に合わせて学習してくれたようです。
食事も、水飲みも、排泄も、人間が中腰になって腰を支えてやるのですが、
ぎっくり腰が持病の私にとっては結構な重労働です。
たかが4~5kgの猫ですらこの状態ですから、人間の介護って本当に大変なんだろうと改めて思い知らされました。
そういえばパーヤン隊長はつい先日が13歳の誕生日でした。
13年前のちょうど今頃、
離乳前の子猫を育てるのは初めてでした。
今のように赤ちゃん猫を10数匹育て上げた経験値があれば肉体的にも精神的にも楽だったのでしょうが、
その当時はミルクを飲んだ、吐いた、ウンチが出た、下痢をした、と一喜一憂の毎日でした。
今、
老猫を看取るという初めての機会を、パーヤンが与えてくれたのだと考えられるようになりました。
鳴き声を聞いて食事の世話をしたり、排泄の手伝いをしてやったり。
フードを口にした、食欲が無い、水を飲まない、おしっこが出た、と一喜一憂する。
結局は赤ちゃん猫を育てるのと同じことでした。
これもパーヤンが身を持って教えてくれました。
正直なところ覚悟ができているかと聞かれると微妙ですし、目の前で容態が悪化するとハラハラし、仕事中も外出中も気が気でない毎日を過ごしています。
でも、少なくとも今やるべきこと、やらないといけないことがわかってきました。
そして数年後、また同じ状況に置かれたとしたら、最初からもっと落ち着いて冷静に対処できそうな気がします。
あと何日か?何週間か?あるいは何時間かもわかりませんが、もう少しがんばってみます。
パーヤンも頑張ってよ。
だって、先週末に大量の点滴パックとホルモン注射と飲み薬を買ったばかりなんだから(笑)
P.S
ちょっとだけ体を起こせるようになりました(喜)