Fedora Core5でバーチャルドメインサーバー構築
2006/09/08 12:00:00 SEの独り言
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今回はFedoraCore5でバーチャルドメインサーバーの構築に初挑戦。
namedの設定ファイルをひたすら作る・書く。ひとつのドメイン用のファイルが出来れば、後はコピーして文字列変換でOK。
httpd.confにVirtualHost設定を記述し、完成。
やってみれば意外とあっさり片付きました。
遺書を書いたことありますか?
2006/09/07 12:00:00 社長の独り言
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資料の探し物をしていたら、懐かしい契約書が出てきました。弊社設立後、初めてのソフトウェア開発物件のご契約書です。
何社かの競合の中で、弊社の提案をご採用いただき、いざ契約・・・というときに、クライアントから条件を付けられました。
弊社が倒産や廃業した場合、私個人が仕事ができなくなった場合に備えて・・・というものでした。
私が死んだ場合にソフトウェア資産や弊社の資産をどうするか・・・ということが織り込まれているわけです。要するに遺書ですね。
いやー、子供のいない私がこんなに若く(?)して遺書を書くとは正直思いもよりませんでした。
当時は悔しくてたまりませんでした。遺書を書かされたことではなくて、クライアントにそこまで言わせなければならない自分の会社や自分自身に対してです。
クライアントに対しては全く悪く思いませんでした。そこまで言わせてむしろ申し訳ないという気持ちが強かったように思います。
遺書めいた契約書を作成させたと言うことは、会社の規模や歴史で業者を選んだのではなく、公平に提案内容で評価いただいたということです。クライアントのご責任者は、お立場上弊社をご採用いただくためにやむを得ず条件を付けられたのだと思います。選ばれるほうもプロであり、選ぶほうも仕事の一環なのですからリスクを低減させるために当然のことをされたまでです。
遺書を書かさされる本人よりも、書けと言わなければならないお立場のほうが余程辛かったと思いますが、それでもなお弊社の提案をご採用いただいたことは感謝しきれません。
予期せぬ副次的な効果もありました。
ご契約が成立した以上、弊社は引け目を感じることなくお仕事を遂行できました。ご採用いただいた引け目から開発範囲が予定以上になることをとめられないと云う事も無く、想定外の工数に対してもきちんと金額をご請求させていただいたのです。
相手がお客様であろうが仕入先であろうが、イーブンな立場でビジネスを遂行する、という私のそして弊社のポリシーを意識するようになったのは、このときからではないでしょうか。
この商談が取れていなかったら、この契約書にクライアントから条件を付けられなければ、今の弊社はなかったように思います。
納期の無い仕事、羨ましい。
2006/09/05 12:00:00 社長の独り言
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私の父親が経営していた会社を、健康上の理由で廃業することになりました。清算手続きとか、資産の償却・譲渡など、ただでさえ忙しい合間を縫っての手続きなので目が回りそうです。
今回、父の会社が銀行に預けていた出資金の譲渡手続きをすることに。
9月後半以降は私の時間がほとんど取れないので、銀行の窓口でいろいろとご相談にのっていただき、最短で譲渡を終える方法を選択しました。これが2週間前。
1週間程度で届くはずの書留がこないので、本日、業を煮やして銀行に直接行きました。
私 :『カクカクしかじかで、まだ届かないんですが。』
受付:『少々お待ちください。』
・・・・・・TELでなにやらお話 数分経過 ・・・・・・
受付:『8/21にご依頼いただいておりますので、2週間程度かかります。もうじきご発送手続き・・・』
私 :『あのぉ、1週間程度でお届けいただくということだったのでこの方法でお願いしたんですが。』
受付:『少々お待ちください。』
・・・・・・TELでなにやらお話 数分経過 ・・・・・・
受付:『このお手続きは当支店からではなくて、本部から・・・ウダウダ・・・・』
私 :『そんな話はどうでもいいので、遅れの理由または状況を簡潔に説明してください。
①元々2週間かかる物を1週間と説明してしまった
②処理の遅れで未発送
③発送済みだが受け取りが未だ
④私の勘違い
の内、どれですか?』
受付:『え、えぇっと・・・少々お待ちくだ・・さい。』
目が思い切り泳いでいますよ。言葉もドモってます。
・・・・・・なにやらご相談・・・・・・
受付:『あのーぉー、は、8/31に、は、発送済みだとの・・・』
思わず頭の中で、クイズに間違えたときの「ブブーッ」というブザー音が鳴り響きます。危うく噴き出すところでした。
私 :『へぇ、そうですか。書留ですよね?書留が届くのに5日もかかりますかねぇ?不在通知が必ずおかれている筈ですし?』
受付:『えぇーっと、はぁ、で、ですから、この書類は当支店からではなくて、ほ、本部から・・・』
私 :『本部も県内ですから日数に変わりないでしょう?本当に発送済みなんですか?先ほどTELされてましたよね。まぁ書留の消印を見れば分かることですが。』
受付:『・・・・』
もうバレバレです。面倒くさくなってきました。
私 :『もう一度お伺いしますが、本当に発送済みなんですね?』
受付:『・・・・は・・ぃ・・・・・』
私 :『分かりました。帰りに郵便局によって帰ります(嘘)。お手数おかけしました。』
で、帰宅すると早速銀行からTELかかってました。予想通り。
『えぇー、連絡ミスといいますか、言い忘れといいますか、ご説明不足と言いますか・・・あーだこーだ・・・・近日中には必ずやご発送・・・』
あぁ、やっぱり発送してなかったんですね。もういいです。クレームつけるのが目的じゃないし、TEL代も時間もモッタイナイんです。しかし、数分間で言うことが何度もコロコロ替わるのはどうなんでしょうか?いい間違いとかミスとかであれば、結局いつまでというのを明言していただければそれでいいんですけど。
新人教育のときに
・仕事の納期は守る。
・納期が遅れそうなときは事前に報告する。
・ミスは隠さず、前向きに対処。
と習わなかったんでしょうか?不思議です。
父親の会社とはいえ、長年お世話になったのだからと、今回会社でも口座を作らせていただいたし、出資金もできるだけご迷惑をおかけしないようにと解約ではなく譲渡でお引取りしようと思っていたのですが、大変残念です。
こんな体質の銀行さんとお付き合いするほどの勇気は、私にはありませんので、今回の手続きが終わったら会社の通帳も個人通帳も出資金も解約します。メインバンクさんじゃないんで弊社は全く困りませんし。
父が長年お世話になりました。m(__)m 私も1週間でしたが大変お世話になりました。また大変楽しいひとときをありがとうございました。m(__)m
ですから、今後はもう急がなくても、連絡してこなくても結構ですよ、○信さん。
看板の重み
2006/09/04 12:00:00 社長の独り言
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理屈ではわかっていたつもりでしたが、脱サラ・独立して初めて、信用や知名度の大切さを痛感しました。
サラリーマン時代は自分の実力で仕事が取れていると勘違いしていただけで、会社の信用度とか知名度に助けられていた面が非常に大きかったんですね。
メーカー系のロゴが入った名刺や会社案内を出せば、取り合えず怪しいものではないと分かっていただけるし、門前払いの可能性もそれだけで随分減るものです。
ですから、会社設立当初は面食らったり、焦ったり、空回りしたりと相当苦労しました。なにせ、信用や知名度はおろか、何の実績も無いわけですから、当然警戒されますよね。
ご信用いただけるまでには時間がかかる、焦っても仕方が無い という簡単な理屈に気づいてからは精神的に随分楽になりました。
おかげさまでお取引先も少しづつ増え、弊社の『カンバン』も少しづつ大きく、重くなってきたような気がしています。まだまだ、私一人でちょうどいい大きさなんですけど(笑)
今後は社員にも若干背負っていただけるような大きさと重さにしていこうかと考えています。
あまり成長を焦ると、どこかのIT企業みたいになっちゃいますから、ゆっくりと。
【人】【金】【物】、それと【看板】
どれかが突出せず、また不足もせず、バランスよく成長させていくつもりです。
時間のお話・会議編
2006/09/01 12:00:00 社長の独り言
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今日は昨日に引き続き時間のお話。会議編です。
何時間も社員を拘束して、あーでもない、こーでもないと時間を浪費する会議をするような会社や経営者が不思議でなりません。
特に弊社のようなソフトウェア自社開発を生業とする会社は、費用に占める販管費、特に社員の給料の割合が高いわけですから、社員の時間を浪費することは直接経営を圧迫することにつながります。
一見目に見えない費用なので感じていないのかもしれませんが、たとえば自給5千円相当の人間を10人集めて半日(4時間)会議をすれば、単純計算で20万円ものお金を消費したことになります。
まぁ、残業は付けないから関係ないよ・・・というお考えであれば別ですけどね。
特定の社員とじっくり話し合う必要があるときには、個別で話し合えばいいんです。大人数を拘束する必要なんてないのですから。弊社はほとんどメールとTELで済ませます。移動時間がもったいないので。通信費がもったいないと思われる方、TEL料金とご自分の時間単価を比較してみてください。どちらが無駄でどちらが効率的かは明らかです。
会議は、その場であれこれと案を考えるのではなく、予め参加者が考えておいた案を比較し、修正し、決定するものです。
事前に資料を作成、配布しておき、宿題を明確にしておく。会議をリードすべき人、少なくとも会議の議長に相当する人は自分なりのストーリーと答えを持っていないとだめでしょう。
時には事前の根回しとかネゴシエーションも必要になるときもあります。
国会の委員会ほどのデキレースは極端ですけどね。
効率的な会議を続けていれば、SEも自然と成長します。客先での打ち合わせの進め方も当然効率的になるのですから。
時間のお話・朝礼
2006/08/31 12:00:00 社長の独り言
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弊社は人的リソースが非常に限られているのと、本業がソフトウェア開発ですので時間単価を意識して仕事する手前、時間を大切にします。
私が最も嫌いなのは、長い会議や朝礼。サラリーマン時代から嫌で仕方ありませんでした。何でこんなことするんだろうと毎日苦痛の連続。
で、本日は朝礼について。
朝礼なんて、当日の予定を確認するのが一番の目的ですから、前日の晩にメモを書いておいて上司に提出しておけばほぼ目的は果たすはずです。メールだったら直帰して自宅からでも上司に提出できますね。
毎日同じようなお説教をタラタラ・・・基本的に話が長~いオジサマ方って多いですよね。自分がしゃべりたくて仕方ないみたいな(笑)。そんなのは移動中の車の中で一人でぶつぶつやるか、お家に帰ってやって下さい。聞かされるものの身になって欲しい。
それから、順番で回ってくる3分間スピーチ。私はいつも20秒程度で済ましてました。こんなもんで評価されたくないですよ。人前で話す練習の意味なんて、毎日顔を会わしている内輪で行っても何の意味も無いでしょう。そんなものは客先や社外で鍛えられるものですから。
『朝礼があると今日もがんばろうという気になる』、『朝のケジメに朝礼は必要』なんていう人は、自分をコントロールする能力に欠けている人です。他人の貴重な時間を使わないと自分を奮い立たせられないという人は、社会人一年生からやり直して欲しいものです。
朝礼で貴重な朝の時間を全員が消費するくらいならば、机の周りの掃除とか、ニュースを見ていたほうが余程有意義でしょう。
最強の営業マン
2006/08/28 12:00:00 営業マンの独り言
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弊社は飛び込み営業やDM配布など、新規のお客様を獲得する営業は全くと言ってよいほど実施していません。
技術者の数が限られた零細企業ですから、急にお取引先を増やすと、業務のバランスが取れなくなる、と言うのが表向きの理由ですが、営業担当である私自身が忙しくてそんな暇が無い・・・と言うのが本音だったりします。
そんな中でも、毎年何件か新規のお取引先とのお付き合いが増えつつあります。
じゃあ、営業のきっかけは? 答えは『お客様からのご紹介』。
お取引いただいているお客様に、ご満足いただける商品やサービスをご提供差し上げていれば、件数の多少や時期はともかく、いつか必ずや商談をご紹介いただけます。
勿論商談をご紹介いただいても、結果的に商売にならないケースは多いのですが、それでもやたらめったら飛び込み営業したり、DMをひたすら打ち続けるよりは遥かに成約率は高いのです。しかも営業工数は限りなく0に近く。
デメリットは件数が非常に限られるのと、数字が読めないことですが、前述したように人的リソースが極めて限られている弊社にはちょうどいいんですね。
新規営業で私がどんなにがんばったとしても、打率では『お客様からのご紹介営業』に勝てないんです。